·プライバシースクリーンショットSNS

スクリーンショットに潜む個人情報
— SNSに投稿する前に確認すること

アプリの画面や地図、面白いサイトをスクリーンショットで共有する機会は多いと思います。 でも、そのスクショには画面の内容以外に意図しない個人情報が写り込んでいる場合があります。 投稿前に確認すべきポイントをまとめました。

スクリーンショットに写り込みやすい個人情報

🔔

通知バナー

リスク

撮影タイミングによって画面上部にバナーが表示され、送信者名・メッセージの冒頭・アプリ名が映り込む。LINEやメールの通知内容が見えてしまうケースが多い。

🌐

ブラウザのURL・タブ

リスク

ブラウザのスクショには現在のURLが含まれる。ログイン状態のURLにはセッションIDが含まれることもあり、他者にアクセスされる恐れがある。

🕐

時刻・日付

リスク

ステータスバーに表示された時刻から、行動パターン(深夜に起きている・この時間に仕事しているなど)が推測されることがある。

📶

Wi-Fi名(SSID)

リスク

接続中のWi-Fi名が表示されている場合、自宅や職場のネットワーク名が特定される。ネットワーク名に個人名や住所が含まれているケースもある。

🔋

バッテリー残量

リスク

単体ではリスクは低いが、時刻・位置情報と組み合わさると行動の裏付けになることがある。

📍

地図・現在地

リスク

地図アプリのスクショには現在地ピンが表示されていることが多い。自宅・職場・よく行く場所が特定されうる。

👤

アカウント名・アイコン

リスク

アプリのサイドバーやプロフィール画面に、本名・ユーザー名・メールアドレスが表示されたまま撮影してしまうケース。

💬

会話・メッセージ内容

リスク

LINEやDMの画面をスクショする際、別の会話の冒頭・名前・サムネイルが画面端に見えていることがある。

特に見落としやすいシーン

📱 アプリの「おすすめ」画面を共有するとき

Netflixや音楽アプリのスクショには、アカウント名・視聴履歴・再生中のコンテンツが含まれることがあります。ログイン中のアカウントが分かると、連携しているSNSや趣味嗜好が特定されることがあります。

📱 地図で「ここおいしかった」と紹介するとき

地図アプリの現在地ピンがそのままになっていたり、「現在地から○分」の表示が残っていると、撮影場所が特定されます。特に自宅付近を撮影する場合は要注意です。

📱 ゲームの結果や実績を共有するとき

ゲームアプリには本名・メールアドレス・友達リストが表示される場合があります。フレンド申請画面のスクショには他のユーザーの名前も映ります。

📱 エラー画面や問い合わせ対応の共有

エラーメッセージには端末情報・ログイン中のメールアドレス・アカウントIDが含まれることがあります。サポートに送るつもりが誤って公開してしまうケースも。

投稿前の対処法

1

トリミングで不要な部分を切り取る

ステータスバー(時刻・Wi-Fi・バッテリーが表示される上部)を除いた範囲でトリミングするだけで、多くのリスクを一度に排除できます。 通知バナーが写っている場合も、その行を切り取ることで対処できます。

2

隠したい部分にモザイク・ぼかしをかける

トリミングで切れない箇所(画面中央に写り込んだアカウント名・メールアドレスなど)はモザイクやぼかしで隠します。

種類向いているケース
モザイクテキスト・ID・メールアドレスなど、読み取られたくい文字情報
ぼかしアイコン・顔・写真など、自然に隠したい場合
3

撮影前に通知をオフ・画面を整理する

スマホなら「おやすみモード」や「集中モード」で通知を一時停止してからスクショを撮ると、通知バナーの写り込みを根本から防げます。 ブラウザのURLバーはプライベートウィンドウにするか、アドレスバーを含まない範囲で画面を選択してスクショする方法もあります。

スクリーンショット投稿前のチェックリスト

  • ステータスバー(時刻・Wi-Fi名・バッテリー)が不要なら切り取った
  • 通知バナーが写り込んでいないか確認した
  • ブラウザのURLに個人情報・セッションIDが含まれていないか確認した
  • アカウント名・メールアドレス・電話番号がそのまま映っていないか確認した
  • 地図の現在地ピンや「現在地から○分」の表示を確認した
  • 他の人の名前・アイコン・メッセージが映り込んでいないか確認した

まとめ

スクリーンショットは「画面をそのまま共有できる便利なツール」ですが、その「そのまま」が意図しない情報漏洩につながります。 投稿前にステータスバーのトリミングと映り込みの確認を習慣にするだけで、ほとんどのリスクは防げます。 どうしても隠しきれない箇所はモザイク・ぼかしで対処しましょう。

関連記事

プライバシー · セキュリティ

SNSに投稿する前に知っておきたい — 画像に潜む個人情報のリスクと対処法

記事を読む →

SizeKit でモザイク・ぼかしをかけて投稿

隠したい範囲をドラッグ選択するだけ。トリミングとセットで使えます。

ツールを使う →
K

こばやん

東京在住のエンジニア・個人開発者。SizeKit 開発者。 Stellars Lab